甘糀のお話をします。

7月最後の週末は、このイベントに参加しています。

「夏の四万十町で大人磨きと食の恵みを堪能する。」
甘酒のお話をします。私は発酵のお話と甘糀(甘酒)の作り方をお伝えするお役目です。
人前でお話するのはちょっと苦手。
それでも、こういう機会を頂いた時は、少しでもお役に立ちたいと思っています。
発酵食品の美味しさや効能、手軽に作れることを知ってもらい、毎日の生活に活かしてもらいたい。。。糀やの勤めですね。

四万十町を満喫して、満足していただけるように、(ほんのちょっとの時間ですが)今日も張り切っていきまーす!

半平古民家カフェ 半平で。

半平風鈴の音が心地よいです。

お弁当は仁井田のりん家さん仁井田のりん家さんが作った、地元の食材をふんだんに使ったお弁当。

松鶴堂の和菓子うっとり見惚れてしまう、松鶴堂の和菓子です。

 

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ー よくある質問 ー

Q夏に仕込んでも大丈夫? カビが心配です。

A. 夏でも問題ありません。おいしくできます。
夏と冬では熟成のスピードや出来上がりの味が少し変わると言われます。暑い時期は、夏の4か月で冬の6か月分の熟成が進むこともあります。大手の味噌メーカーさんは高めの温度で仕込むところもあります。カビに関しては取り除けば大丈夫。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの当店の解説ページ もご覧ください。

Q白カビや黒カビが出ました。
結構な量でも大丈夫?アルコールスプレーは使ってOK?

A. 白カビも黒カビも、けっこう生えていても、ちゃんと取り除けば大丈夫です。

容器に詰めるときにしっかり空気を抜いて詰めると、内部にカビが生えることはありません。
カビが生えても表面だけなので、上面だけ取り除けば大丈夫です。

カビ防止の方法いろいろ:

1. ラップで表面を密着 → わさび玉をのせる
  (井上糀店では、わさび玉用のわさび粉をお付けしています)
2. 塩をパラパラッとふって → ラップ密着
3. 塩をパラパラッとふって → 落としぶた → 重し
4. 味噌の上にそのまま板粕(酒粕)を敷き詰める

※塩を使うと出来上がったお味噌の塩分量が増えます。
※アルコールスプレーもOKですが、お味噌に直接かからないようラップの上から軽く程度がいいです。
困ったときはLINEでお気軽に質問してくださいね。

Q生糀の賞味期限は?

A. 生糀は、冷蔵で1か月、冷凍で2~3か月に設定しています。ただ、これを多少過ぎても、保存状態がよければ使えることがあります。
生糀はカビが無ければ大丈夫な場合が多いです。時間が経つと表面がしっとりしてきますが、塩糀にするなら多少古くても問題ありません。あくまでも賞味期限です。あとは自己判断で自分の身体と相談してください。
甘糀は新しい糀のほうが香りよく仕上がります。(甘糀の場合は早めに作って冷凍しておくと長持ちします。)