井上糀店は高知県四万十町にあります。薪や釜戸を使用する昔ながらの製法で、糀やお味噌を手作り販売しています。

井上糀店について

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井上糀店について

井上糀店は、四万十町で100年以上続く糀屋です。

文政元年に、初代 井上喜久蔵が高岡郡高岡町
から、高岡郡仁井田郷六反地新町に転居したと
記録があります。
屋号は入吉屋、家紋は梅の花。
この地で糀を作るために転居したと伝わって
いますが、創業がいつなのかは定かでは
ありません。
「あの人が糀を作りよったがあは確かやき、
もう100年は超えちゅうねえ。。。」
なんぞという話を聞いたのが、私がまだ子供の頃でした。

約50年前の写真

約50年前の井上糀店。 屋根の下には、「入吉屋」の屋号が入っています。

 

約40年前の写真

約40年前の井上糀店。美人の伯母とお店の看板。

 

姉妹

あれ?これも40年くらい前です。
カラー写真になっているので、決して戦前ではないことは
証明できると思います(汗)

本人の許可なく掲載しておりますので、
名前は伏せておきますね。ごめんなさいお姉さま♪
ちなみに、店主(7代目)は右側の関取風の少女。。。

 

私(現店主)は2011年4月に家業を継ぐべく四万十町に帰ってきました。
それまでは、大手半導体会社に20年勤務、退職するより更に3年前に離婚し、
小学生の娘と二人で暮らしていました。

家業を継ごうと決意したキッカケは、2010年に祖父母の介護が必要になり、
母一人で続けてきた家業を廃業しようかという話が持ち上がったから。
その同時期に、務めていた会社に早期退職制度ができ、自己都合での退職よりも
優遇された条件で退職できること、そして、娘が小学生から中学生になる
丁度いいタイミングだったことが背中を押してくれました。

仕事を継ぐことになったとき、糀造りを発酵器で、大豆は釜戸で炊いていたのを
ガスの圧力釜で蒸して、と効率化を考えました。
実際に、圧力釜は業者さんに来てもらって、設置場所まで決めていたのですが、
丁度その頃東北の地震が。
色々なことを思い返し、電気やガスでの効率化よりも、災害時にも直ぐに対応できる
昔ながらの薪と釜戸と木桶の製法を守っておくべきだ、という結論に至りました。
何より炊き出しすることができるので、うちのご近所さんはご飯と
味噌汁(作ってますのでね)は災害時でも食べられる!

そういうことで、製法を変えることなく糀造りをしております。(続く)

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